及川礼子さん
年齢 : 58歳
身長 : 153.5cm
体重 : 57.5kg → 49.0kg
マイクロダイエット実施期間 : 12ヵ月
キレイに若返ったのはもちろん、還暦を前に人生を前向きに考えられるように!
7年前に夫を病気で亡くし、気力も体力もなくなり、32年間勤めていた中学の体育教師を退職。それ以来、悲しみや寂しさを紛らわすためにいつも食べ物を口にし、それまで50kgの体重だったのが数ヵ月で10kgほど増え、別人のようになってしまいました。
心配した友人の勧めで体操教室のインストラクターを始めましたが、たくさんの人の前に立つことが多くなって、自分が太っていることや年齢よりもかなり老けて見られることに強いショックを受けました。
これではいけないと、様々なダイエットを試してみましたが、そのたびに成果が得られずに挫折。
「インストラクターの仕事も辞めようかな。」と思っていたときに、出合ったのがマイクロダイエットです。
ダイエットを始めてからは、太っている自分から目を背けることをやめ、仕事でも普段でもなるべく体にフィットする服を着て鏡に映る自分を直視し、「自分は太っていてみっともない!」と言い聞かせ、ダイエットへのモチベーションを維持し、意識を高めるようにしました。
規則正しい生活を心がけ、食事も三度の食事を大切するとともに、一日に何回も食べていた間食も見直しました。
気が付かずに飲んでいた甘い缶コーヒーやジュースもお茶や水に切り替えました。
そうした積み重ねで、停滞期も乗り越えて、体重は落ち、体も引き締まり49kgに!10歳も若く見られるようになり、孫を抱いていると、親子に間違われるように(笑)。以前は亡くなった主人のもとに少しでも早く行きたいと考えていたのが、今は還暦を前に老後の人生を前向きに考えられるようになり、少しでも長く人生を楽しみたいと思えるようにもなりました。
「第7回マイクロダイエットグランプリ」のファイナルにも出場し、準グランプリを受賞することができました!これからは、体操の指導とともに、多くの人たちにマイクロダイエットの成果を伝えていきたいと思います。
そして、老いて美しい私のまま、いつの日か天国の夫に会いたいですね。
51歳までの32年間、中学の体育教師として、子どもたちと楽しく元気に過ごす毎日を送っていました。身長が低く筋肉質のため、体重よりやや太って見えましたが、体重は50kgをキープしていました。ところが7年前に夫を病気で亡くし、気力も体力もなくなり退職。 以来、夫がいなくなってしまった悲しみや寂しさ、精神的ストレスをいつも食べ物を口にして、気を紛らわせるようになり、たった数ヵ月で別人のように太ってしまいました。気が付けば体重は60kg近くになり、9号だった洋服のサイズも13号に。それでも「どうでもいいや」という気持ちが強く、食べる量はますます増えていきました。周囲も気分転換は勧めてくれましたが、ダイエットを勧めてくれる人まではいませんでした。
ダイエットに挑戦するも、長続きせずに断念
その後、私のあまりの変わりようを心配した友人たちに勧められ、54歳のときに体操教室のインストラクターをするようになりました。たくさんの人の前に立つ機会が多くなると、自分が太っていることがより気になり、年齢よりもかなり老けて見られていることに強いショックを受けました。その頃は、いままで着ていた洋服もほとんど合わなくなってしまい、大きいサイズの服を購入したことで多くの出費をしてしまい、お財布も、精神的にも辛かったですね。そんな中、以前のように9号サイズのものが着たいと思い、矯正下着を購入しました。1ヵ月で3kg落ちたものの、苦しく続けられずに断念。さらに当時、流行っていた断食にも挑戦しましたが、仕事柄、運動量が多いので間食が増えてしまい、2日以上続けられず、諦めてしまいました。それならばと思い、健康機器やいろいろなサプリメントを購入して試したりもしましたが、利用する時間がなかったり、高価な割に1~2kgの減量と、どんなダイエットも長続きはせず、思うような成果も得ることはできませんでした。
健康のためにマイクロダイエットを決意!!
そんな状況でしたから、ダイエットが思うようにできない焦りから、せっかく始めた体操教室のインストラクターの仕事も太り過ぎゆえに辞めるしかないと考えるようになりました。そんなとき、勧められたのがマイクロダイエットです。これまでの何度かのダイエットの試みも効果がなく長続きもしませんでしたので、マイクロダイエットに対しても半信半疑。しかし、運動は十二分にしていてもやせず、食事の見直しが必要なのではないかと感じていたときでしたので、健康のためにも、インストラクターとして演技をより良く見せるためにも美しいスタイルが欲しいと思い、ダイエットを決意しました。指導する体操教室でレオタードを着て会員のみなさんの前に立つこと、そして私の還暦の誕生日のお祝いの席にフィットした洋服を着て参加することが、私の目標になりました。
マイクロダイエットの使用パターンは、基本は朝1食でしたが、家族との夕食会や夜の会食なども比較的多いので、そんな会合のあった翌日は、朝と夜の2食にしました。マイクロダイエットも始めて1週間~10日くらいは、空腹感を感じることもしばしば。そんな時は、温かいお茶を飲むようにしたり、ゼロカロゼリーを食べたりして、乗り切りました。マイクロダイエットはドリンク、スープ、リゾット&パスタなど色々なタイプがあったので、その時々に合わせて選ぶことができ、飽きることなく楽しめましたよ。
食べ方を変えて、外食もお酒も楽しみながらダイエット!
ダイエットを始める前は不規則な生活で食事も好きなものを好きなだけ食べることが多かったのですが、生活習慣を改めて、まずは必ず3食をきちんと摂るようにしました。でも、昼食は主に外食なので、ダイエット前は丼物やステーキ類をよく食べていたのを、栄養バランスを整えるため、多く食べていた炭水化物と肉類はできるだけ少なくし、和定食やうどん、そば類にして、腹八分目を心が けるようにしました。始めの頃はランチや会食に誘われると断りきれずに食べ過ぎてしまうことも。そこで誘ってくれる友人には、あらかじめ「最近、肉系よりさっぱり系が好きになった」と伝えておき、さっぱり系のメニューのあるレストランに行くようにしました。週に1~2回の会合では、ビールを飲むことが多かったのですが、多めの水で割った焼酎を1~2杯飲むようにし、おつまみにはなるべく手を出さないように気をつけました。以前は、勧められるがままに焼肉や丼物をお腹一杯に食べ、アルコールも飲んでいましたが、少しの工夫をしながら、外食もお酒も楽しみながらダイエットができましたよ。
間食をしなくなったおかげで、食費が以前の半分ほどに
ダイエット前は、間食をするとチョコレートは1箱、お煎餅でも1袋を一度に食べ切っていましたし、コーヒーや缶ジュースなど、甘いものを1日に何本も飲んでいました。ケーキ、お団子、お煎餅が大好物で、1日に1度だけでなく数時間おきに食べ、10時に缶コーヒーとチョコレート、11時に缶コーヒーとお煎餅、15時に缶紅茶とケーキといった感じでした。ですので、まず飲も物は水かお茶に切り替えて、常に目につく、手の届くところに置いて、朝と体操の前後を中心に飲みました。大好きなケーキやお煎餅は3日に1回程度に。スーパーに買い物に行くと余計なお菓子まで買ってしまうので、スーパーへ行く回数をなるべく減らし、必要な食材だけを買うように心がけました。間食をしなくなったおかげで、食費も以前の半分ほどになりましたね(笑)。
ダイエットの成果を実感したのは2週間後位です。以前はスパッツを着用すると、ボッコリと出ていたお腹が、ポッコリ気味くらいに(笑)。ヒップも効果を感じましたね。体調も以前より良好になっていくのがわかりました。そうしていく中で、気が付くと体重は落ち、体も引き締まっていましたよ。停滞期は数回あり、その度に生活習慣などについて相談をし、アドバイスをいただいて、飲み物や食事で見落としていた細かいことにも気を配るようにしました。そうすることで、今まで以上に三度の食事を大切にすると、体重は自然に落ちていきました。そうした小さな積み重ねをしていくことで、停滞期も乗り越え、ダイエットを続けることができましたね。
太っている自分から目を背けずに体にフィットする服を着て鏡に映る自分を直視
運動は体操教室のインストラクターという仕事柄、人の数倍は動いていましたから、特に変えることはありませんでしたが、疲れをためないように休養を十分にとること、そして規則正しい生活を心がけました。「3B体操」というストレッチ系の健康体操の指導を平日は、ほぼ毎日行っていて、1回1時間半、1日で3回指導を行うこともあるので、そのときには、できるだけ体にフィットするウェアを着用し、鏡に映った自分に「自分は太っていてみっともない!」と言い聞かせ、思い込ませるようにして、ダイエットへのモチベーションを保ちました。仕事以外の生活でも太っている自分から目を背けることをやめ、できるだけ体にフィットする服を着て、鏡に映る自分を直視するようにしたことで、意識も高まり、ストレスもほとんど感じることなくできましたよ。
ずっと家族に内緒だったマイクロダイエットグランプリに出場!
グランプリメンバーに登録したきっかけは、マイクロダイエットを教えてくださった方に勧められたからです。でも、応募者が多いことはわかっていましたか ら、「ファイナルを目指そう!」なんて気持ちはさらさらなく、とっても軽い気持ちで応募しました。家族にも内緒にしていたんですよ。そんな私がマイクロダ イエットグランプリのファイナリストとして出場が決まり、反対されることを覚悟で打ち明けたところ、予想に反して家族全員が大喜びをしてくれました。今、 思えばもう少し早く話していれば、今以上の成果があったかもしれませんね(笑)。
マイクロダイエットのおかげで、体重は49kgに。高価な洋服を着てもいまひとつ似合わなかったのに、リーズナブルな洋服でも「ステキ!!」と言われるようになりました。それに以前は実年齢よりも10歳以上老けて見られていたのが、10歳も若く見られるように。同級生と歩いていたら親子に間違えられたり、孫を抱いて買い物に行くと、「お母さん!?」と声をかけられたこともあるんですよ(笑)。体調やお肌も良好になり、お化粧やオシャレがとても楽しくなりました。体操教室でも体にフィットするウェアを着用し、自信を持って鏡の前に立てるようになり、そのためか、会員もずいぶんと増え、「先生のようになりたい!」と言われることも多くなりました。
還暦を前に老後の人生を前向きに考えられるようになり少しでも長く人生を楽しみたい!!
体はもちろんですが、気持ちの面でも大きく変わりました。ダイエット前には亡くなった主人のもとに少しでも早く行きたいと考えていたのが、今は還暦を前に老後の人生を前向きに考えられるようになり、少しでも長く人生を楽しみたいと思っています。指導する体操教室の会員のみなさんが、「健康で美しく老いる」ために、私を目標にしてくれるようにこれからもがんばりたいですね。老いて美しい私のまま、いつの日か天国の夫に会いたいと思っています。
多くのみなさんに体操の指導とともにマイクロダイエットの成果を伝えていきたい!
ファイナル出場が決まって、家族全員が大喜び。娘はさらに「もっとやせなきゃ」「肌もキレイにしなくちゃね」と、細かなサポートをしてくれました。そして、思いもしなかった準グランプリを受賞。体操教室で多くの方を教えていますが、私がステキなスタイルでいれば、もっと多くのみなさんにより若々しく、元気になるお手伝いができるように思うんです。特に50歳を過ぎてからのダイエットでリバウンドを経験された方は、「歳だから、仕方ない。」と考えがちの人が多いようですが、歳だからこそ、健康に歳を重ねるためにも気を緩めることなく生活し、これからは、体操の指導とともに、「健康で美しく老いる」ためのみんなの目標となり、マイクロダイエットの成果を伝えていきたいと思っています。